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北斎
大波の彼方へ-

Exhibition Room 35, 大英博物館

2017年5月25日から8月13日まで
(7月6から13日は展示替のため閉室)

大英博物館では企画展「北斎-大波の彼方へ-」を2017年5月27日より開催します。この展覧会では、還暦をむかえた北斎が初心新たに画号を「為一」と改めて以降、90歳で亡くなるまでの晩年の作品に焦点をあてています。
この時期の北斎の作品には、巧みな表現力はもちろん、若い時分から修得していた和漢洋の技法を融合した熟練の技で、有象無象のさまざまな事物を描いた真の画力をみることができます。
おそらく北斎の作品の中では世界で最もよく知られ、使われている「グレート・ウェーブ 神奈川沖浪裏」から、最晩年に集中的に制作した肉筆画まで、老齢になってもなお進化していく肉筆画、スケッチ、版画、絵本の名作の数々を展示します。

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 Symposium 26-27 May 2017

国際シンポジウム「北斎の晩年-思想・技法・社会-」では北斎の晩年期を考える上で、三つの重要な側面ーー北斎自身が彼の作品についてどのように言及していたのか、北斎の世界観を伝えるため、版本、版画などの異なる作品形式をどのように利用していたのか、また誰が北斎の作品制作に関わっていたのかーーを考えていきます。各パネルでは、議論の引き金となる内容を各代表者が発表し、それにつづいて短いパネルディスカッションを行い、最後に会場全体でのディスカッションをした上で以上の課題ついて検討していきます。