ワークショップ:北斎の晩年:思想、技術、社会 於立命館大学

【京都会場】
日時:11月20日(日)午前10.00~
場所:京都市・立命館大学 アート・リサーチセンター
主催:AHRC研究プロジェクト「Late Hokusai: Thought, Technique, Society」、文部科学省共同利用・共同研究拠点「浮世絵データベースシステムを応用した浮世絵の新研究」、立命館大学アート・リサーチセンター

大英博物館、ロンドン大学SOAS との共同研究プロジェクト「Late Hokusai: Thought, Technique, Society 北斎の晩年:思想、技術、社会」は本年度4月からスタートしており2019年3月までの3年間の計画ですすめてられている。現在までの研究で見出された北斎の肉筆、下絵、スケッチ、版画、版本の作品情報をさらに充実させること、そこから当時の歴史的・社会的文脈の中での北斎の位置づけを明確にし、北斎の技術的側面に関する見識を深め、そして北斎自身の思想について考察することを目的としている。以上の研究成果についてはオンラインの技術を利用し、日英二カ国語で広く公開していくことを目指す。

今回のワークショップでは、本プロジェクトが現在まで、どのような形で資料のオンライン化に取り組んできたのかを報告する。イギリスで開催したワークショップでの成果、ロジャー・キーズ氏、ピーター・モース氏による北斎一枚摺のカタログレゾネ資料のオンライン化作業、そして大英博物館リサーチ・スペースとの共同で行っているセマンティックwebの構築など、それぞれの作業状況を報告し、その問題点について議論していきたい。さらに、事例報告として、北斎の各デザインの発想がどのようなとこからきているのか、浮世絵、版本における初摺、後摺の二つの課題について具体的に討論するために、それぞれの会場で各事例についての発表、討論を実施する。

プログラム

10.00-10.10 開会の辞
立命館大学 文学部教授 赤間亮
10.10-10.50:プロジェクト紹介
(1)AHRC「北斎の晩年」研究プロジェクト:ティム・クラーク
(2)「浮世絵データベースシステムを応用した浮世絵の新研究」プロジェクト:赤間亮

11.00-12.30:プロジェクト活動報告
(1)ARCデータベースを利用したカタログレゾネの構築:赤間亮
(2)大英博物館リサーチスペースの活動報告:アンガス・ロッキヤー、ステファニー・サンチ
(3)斎一枚摺カタログレゾネのオンライン化 松葉涼子
質問・ディスカッション

13.30-15.10:事例報告「北斎の創作における発想」
(1)岩切友里子
(2)Ellis Tinios
(3)浅野秀剛)
15.20-16.00全体ディスカッション

【参加者】
赤間亮(立命館大学)
金子貴昭(立命館大学)
倉橋正恵(立命館大学)
ヴァネッサ・トットヒル(立命館大学)
廣瀬千紗子(同志社女子大学)
石上阿希(国際日本文学研究センター)
山本嘉孝(大阪大学)
有澤知世(大阪大学)
平井華恵(大阪大学)
ヘンリー・スミス(コロンビア大学)
岩切友里子(浮世絵研究家)
エリス・ティニオス(リーズ大学)
神谷浩(名古屋市博物館)
浅野秀剛(あべのハルカス美術館、大和文華館)
アンガス・ロッキヤー(ロンドン大学SOAS)
松葉涼子(ロンドン大学SOAS)
ティモシー・クラーク(大英博物館)
アルフレッド・ハフト(大英博物館)
ステファニー・サンチ(大英博物館)
定村来人(フリーア|サックラー美術館)